for文

今回も繰り替え処理を説明します。
馴染みにくいわりに、よく使われるので覚悟してください(笑)

for(初期化部;条件式;繰り返し処理)
  条件式が真である限り繰り返す処理;

とまあ、この時点で何のことやらわかりにくいと思うので、
とりあえず、for文を使ったサンプルプログラムを見てみましょう。
下のサンプルではブロックを使っていませんが、当然利用できます。

#include <stdio.h>

int main()
{
  int i;
  for(i=1;i<=5;i++)
    printf("%d回目\n",i);
  return 0;
}

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実行結果
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1回目
2回目
3回目
4回目
5回目

さて、for文の構文の部分を見直してください。
「初期化部」というのはfor文に突入した時に、
一度だけ実行される処理のことです。

次に「条件式」ですが、これはif文、while文、do文と同様です。
最後に「繰り返す処理」というものですが、
これはfor文の内容が実行された後に実行される文です。
解りにくくなったので少しまとめてみます。

for文の内容が次のようになっているとする。
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for(A;B;C){
  D;
  E;
}
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1)文Aが実行される。
2)条件式Bがチェックされ偽の場合for文を出る。
3)文Dが実行される。
4)文Eが実行される。
5)文Cが実行される。
6)2に戻る。

さて、for文で気をつけてもらいたいのは括弧の中のセミコロン(;)は二つだけということです。
誤ってセミコロンを三つ付けることがないように注意してください。

for文は工夫をすればいくらでも使い方、書き方があるので、
全ては説明できないので、細かいところは自分で研究してください。
最後に、「for文は主に繰り返す回数が決まっている時に使う文、
while文は繰り返す回数が決まっていない時にも使う文。」
ということを覚えておいてください。