Cのソースの構成

今回はC言語のソースがどのように構成されているかを解説します。
まず下のソース(プログラミング言語で書かれた文章)を見てください。
どういった意味を持っているかなどは気にしなくてかまいません。
緑色の数字は解りやすくするための行数なので関係ありません!

01:#include <stdio.h>
02:
03:void Function1(char *str)
04:{
05:  printf("str=%s\n",str);
06:}
07:
08:void Function2(int val)
09:{
10:  printf("val=%d\n",val)
11:}
12:
13:int main(void)
14:{
15:  Function1("ABC");
16:  Function2(3);
17:  return 0;
18:}

上の例はよく見ると三つの部分に分かれているのを解ってもらえたでしょうか?
3行目から6行目、8行目から11行目、13行目から18行目、
このソースは大きく分けるとその三つから構成されています。

3行目、8行目、13行目は、よく見れば似たような形をしています。
また続く行も皆、中括弧( { ) になっています。
これら三つとも同じような塊だとわかってもらえたでしょうか?

この塊のことを『関数』(function)といいます。
関数については後に詳しくやりますが、
ここで覚えてほしいのは次の4つです。

1)C言語のソースは関数から構成されている
2)処理は全て関数の中に書く
3)関数を呼び出すことによってまとまった処理をできる
4)mainという名前の関数がプログラムの最初に呼ばれる

まだ、あまり実感はないと思いますが、とりあえず1と2は覚えておいてください。
それでは。