BCCのインストール

-注意-
先に宣言しますが、ここでの「BCC」とは、
『Borland C++ Compiler 5.5』のことを指しています。

-1.ダウンロード-
BCCはボーランド社のページから無料でダウンロードできます。
まず、ここに行き、使用条件をよく読み、合意した上でダウンロードしてください。
ファイルサイズはおよそ8.46MBです。少々重いので覚悟してください。

-2.インストール-
(1)ダウンロードしてきたファイル(freecommandlinetools2.exe)を起動します。

契約に同意するなら[同意する]を押して進んでください。
(同意できなければそれまでです。ご苦労様でした。)

(2)インストール場所を選択します。

私はなるべくデフォルトのままにすることをお勧めします。
(「c:\」を「d:\」に変える程度なら問題ないですけど。)

(3)フォルダが存在しなければ自動生産します。

次のようなメッセージボックスが表示されたら、[はい]を選択してください。

(4)インストールが終了するのを待ちます。

さほど時間はかかりませんが、気長に待ちましょう。
[キャンセル]はまず押す必要ありません(というより押さないでください)

(4)完了すれば[OK]を押します。

このメッセージボックスが表示されれば、無事インストールが終わったということです。
これでようやくBCCが使えます。お疲れ様でした。

-3.環境設定-
(1)メモ帳を開き、以下の内容をコピーし、
BCCをインストールした場所(デフォルトはc:\boland\bcc55)の下にある、
binフォルダに bcc32.cfg というファイル名で保存してください。

-I"c:\borland\bcc55\Include"
-L"c:\borland\bcc55\Lib"
緑色の部分はBCCをインストールした場所です。
デフォルトと異なる場所にインストールした場合、書き換えてください。

(2)同様に、以下の内容をBCCをインストールした場所の下にある、binフォルダに、
ilink32.cfg というファイル名で保存してください。
-L"c:\borland\bcc55\Lib"
これで、一応、設定は終わりです。

ファイル名がうまく保存できない
通常、二つのファイルとも、テキストファイルのアイコン以外のアイコンになるはずです。
しかし、テキストファイルのアイコンになっているときの対処法を説明します。
右のようになっている人は要チェックです。
ファイルを右クリックし、「名前の変更」を選択し、ファイル名の最後の「.txt」を消してください。
「.txt」が表示されていなければ拡張子が表示されていない可能性があります。
Windowsの設定を変更し、拡張子を表示させてください。
(拡張子を表示しているのにアイコンが上図のようになっているのなら問題ありません。