x=x+1 ?

「x=x+1」貴方はこの式を見てどう思いますか?
数学的に見るとどう考えても成り立たない式ですね。
しかし、C言語ではこの式も成り立ちます。

どういうような意味を持つかというと、

1)x+1 が実行、結果が一時保存される
2)変数xに一時保存した値を代入する

という風になります。
結果的に見ればxの値が1増えるわけです。

さて、変数の値を1増やしたり1減らしたりするには、++演算子や--演算子を使えばいいですが、
3増やしたり、6減らす場合は、上のやり方を利用します。
x=x+3;
x=x-6;

C言語では親切にもこういった演算を楽に書くための演算子を用意してくれています。
詳しくは説明しませんが、大抵の演算子は下のようにかけます。
x+=3; /*x=x+3;と同じ*/
x-=6; /*x=x-6;と同じ*/

何か性に合わない人もいるかもしれませんが、
いずれ慣れてくれば使いやすく感じてくるので、
とりあえず使い方は覚えておいてください。